最初にハローワークへ行ってから、早くも3か月が経ちました。月日の経過がものすごく速く感じます。次の認定日まであと2週間を切りました。

求職活動と複雑な気持ち

雇われず働くことを目指すと決めた私ですが、失業給付の受給条件を満たすために、応募したいと思える求人を常に探し続けています。そのような求人があるかどうか…悲しいかな、言うまでもないようです。

失業給付の受給には、認定日から次の認定日の間に求職活動を2回行うことが条件です。求人への応募や面接のほか、公共・民間の就職支援機関が主催するセミナーの受講、ハローワークでの職業相談なども対象になります。

最初の1か月は在宅ワークの案件に応募したりもしましたが、心から働きたいと思って応募したわけではないため、なんとも複雑な気持ちになりました。企業は必要な人員を求めて求人をかけているのですから、そのような応募者への対応を強いられるのは申し訳ないと思い、2か月目からはハローワークでの職業相談を利用するようにしました。

ところが、ハローワークの職員の方の応対は、求職者を見下すような態度の方が多いように感じました。気のせいや被害妄想かもしれませんが、3回ほど相談したどの回も、とても雑な扱いを受けたように感じました。そのため、それ以降はオンラインセミナーで求職活動の条件を満たすことにしています。

「仕事と介護の両立」セミナーを受講

本日、2時間のZoomオンラインセミナーを受講しました。テーマは「今こそ知っておきたい 仕事と介護の両立!」です。

私は要介護1の母と同居しています。常日頃から母の身体の衰えや自身の体力の衰えを感じており、「この先、介護度が上がったとき、自分の生活はどうなるのだろう?」と失業を機に、より深く考えるようになっていたため、このテーマは私にぴったりでした。

セミナーで学んだこと

セミナーの内容はおおむね以下のようなものでした。

  • 政府統計によると、介護による離職者が2017年以降増加している
  • 仕事を持ちながら介護を担っている人が、2017年から2022年の間に19万人増加している
  • 介護を担う世代は50〜60歳代が中心で、介護を行った期間は平均55か月間
  • 2025年問題:すべての団塊の世代(全人口の5人に1人)が後期高齢者となり、その子世代が親の介護に直面する。育児と介護の時期が重なるケースも
  • 育児・介護の担い手を支援する法制度と公的サービス
  • 介護保険制度と相談機関について
  • 仕事と介護の両立に関する考え方

大多数の方は、親の介護が実際に必要になってから慌てて動き出すケースが多いようです。私自身も、母の両ひざの骨が砕けて緊急入院になったのをきっかけに、病院のカウンセラーさんの助言を受けて慌てて介護認定の申請をしました。

「まだ先の話」と思っていても、事故による大けがや、独身のきょうだいの介護、重い病気を患った家族のケアなど、突然介護が必要になることは誰にでもあります。相談先として、地域包括支援センターという機関があることを知っておくと心強いです。

📋 参考リンク

地域包括ケアシステム(厚生労働省)

厚生労働省のページを見る →

理想と現実の大きな壁

今回のセミナーの主旨はおそらく、「これだけの制度やサービスがあるから、介護をしながらでも働き続けられます。準備をして備えましょう」というものだったと思います。

しかしながら、制度の存在とその浸透度の間には、現実として大きな隔たりがあると感じています。仕事と介護の両立は、時間的制約・場所的制約・個人のスキル・企業側の受け入れ態勢、これらすべてを乗り越えなければ成立しません。

介護の担い手になることが多い50〜60代の女性で、在宅で働けるだけのスキルを持つ方の割合は非常に少ないのが現実です。さらに、AIの急速な普及で多くの人的労働力が不要になる流れが加速している今、その難しさはなおさらです。週3〜5日、朝から晩まで働き、帰宅後や休日まで介護に時間を奪われ、自分の休息の時間がまったく取れない日々が続く——それは、到底現実的な話には思えません。

我が家の介護のリアル

リベ活で家計管理を始め、保険の見直しをしたとき、「もし私の身に何かがあったら、母のケアは誰がするのだろう」と不安になりました。夫が離れて一人で暮らしていた母を見かねて同居を提案してくれたことで、今の生活が成り立っています。しかしそれは、私の存在あってのことです。

私は母に正直に伝えています。「私に万が一のことがあったら、施設に入ってもらうしかなくなると思う。介護度が上がってトイレに自力で行けなくなったら、ここで一緒に生活できなくなる」と。冷たい娘と思われるかもしれませんが、家族が無理を強いられる状況が続けばいつか限界が来ることは明白なので、今のうちにはっきり伝えておくことが大切だと思っています。

過去に、母が両ひざに人工関節を入れる手術をして退院した後、たった1週間でみるみるうちに弱ってしまったことがありました。病院では快適な環境で専門家のもとリハビリをしていた母が、帰宅した途端、環境の変化で弱ってしまったのです。

デイケアと通所リハビリへの参加を提案したとき、母は「家で自分でリハビリできる」と行きたがりませんでした。母の性格を知っている私には、自発的にリハビリを続けるとはとても思えませんでした。心を鬼にして「このまま弱ってしまって家族に負担をかけ続けることになったら、ここにいられなくなるよ」と伝え、しぶしぶ承諾してもらいました。当時は自分が鬼になったようで辛かったのですが、今ではお友達もたくさんできて、楽しそうに通っています。

準備することの大切さ

足が少々不自由なだけで、痴呆もない母ですが、それでも家事とパートの傍らで行う母のケアを負担に感じることが多くありました。仕事と介護の両立は、一筋縄ではいかず、きれいごとでは済まされないものです。

今日のセミナーを受講して、何かあってから慌てないために今から準備しておくことの大切さを改めて実感しました。私がこのブログを通じて在宅ワークへの挑戦を続けているのも、その準備のひとつです。同じような状況にある方の参考に、少しでもなれたら嬉しいです。