健康のためにお金をかけずにできることを探して、歩数計ポイ活アプリを始めてみました。ところが、気づいたときにはスマホ代がほぼ倍になっていました。これは私のポイ活失敗体験記です。

健康のために歩くことを決めた

退職後しばらくして、時間にだいぶ余裕ができてきたころのことです。仕事をしない分、活動量が減ったことが気になってきました。お金をかけずに健康を維持できる方法はないかと考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが「歩くこと」でした。

そこでスマホに入れられる歩数計アプリを探してみると、種類の多さに驚きました。しかもなんと、歩くだけでポイントが貯まるアプリがたくさん存在しているではありませんか!

歩くだけでポイントが貯まる!

複数のアプリを入れておけば、同じ歩数で何倍もポイントを稼げるのでは?と考えた私は、トリマとMoneyWalkをはじめ、計3つの歩数計ポイ活アプリをスマホにインストールしました。

歩くだけでポイントが貯まるとはどんな仕組みなのだろう?と少々疑問に思いつつも、失業中ゆえ「健康貯金もポイントも同時に貯められるなんて一石二鳥!」と喜び勇んで、早速使い始めました。

ハローワークへ行くとき、銀行まわり、皮膚科への通院、ちょっとした買い物など、できるだけ歩くようにしていると、ポイントも健康貯金もどんどん積み上がっていく気がして、歩くこと自体がとても楽しくなりました。

母もポイ活スタート

私が楽しそうにしている様子を見ていた母も、すぐに同じアプリを使い始めました。こうして、親子でポイ活を楽しむ日々が始まりました。いっぱい歩いてポイントがどんどん貯まり、健康習慣も身についた!と信じて疑いませんでした。

まさかの請求額に驚愕

ところが!! 1か月後、私と母のスマホの利用明細を確認したところ、請求額が2倍近くになっているではありませんか。

3年以上、母と私の2台分の請求が2,200円前後で収まっていたというのに、ここにきて3月が3,262円、4月は4,361円という請求が課されていました。詳細を調べてみると、歩数計アプリの利用を始めた日からデータ通信量がぐんと跳ね上がっていました。

原因は広告動画だった

ネットで調べてみると、歩数計ポイ活アプリがポイントを付与するタイミングで自動再生される広告動画が、データ通信量を大量に消費していたことが原因だったようです。

貯まったポイントは雀の涙。スマホ料金の増加分の方がはるかに大きくなってしまっていました。失業中の身で「少しでもお得に」と軽い気持ちで始めたポイ活でしたが、結果は逆で、余計な出費になってしまいました。

それでも…母には嬉しい副産物が

私にとっては痛い失敗でしたが、母にはひとつ嬉しい副産物がありました。そのアプリを通じて知った「タイル エクスプローラー」というゲームにすっかりはまってしまい、今でも毎日楽しんでいるようです。

ちなみに、データ使い放題プランを利用している方にとっては、歩数計ポイ活アプリはちょっとした小遣い稼ぎや気分転換に向いていると思います。歩くだけでなく、ゲームをダウンロードしてプレイしたり、アプリ経由でサービスに申し込んだりするだけでポイントが貯まり、コンビニなどで使えるギフト券に交換できます。人によっては十分楽しめるものだと思います。

まとめ

歩数計ポイ活アプリを使う際は、まず自分のスマホのデータプランを確認することをおすすめします。データ容量に上限がある格安プランをご利用の方は、私と同じ失敗をしないよう、広告動画のデータ消費には十分ご注意ください。

「お得なはずのポイ活で、気づいたらマイナスになっていた」——そんな笑えない笑い話でした。