これからは雇われずに働くと決意した私でしたが、一体何から始めるべきかわからず、何から始めたらいいのだろう?と自問自答する日々。

家事だけでもけっこうな重労働

わからないけど幸い(?!)私の目の前には、失業しても変わらずに毎日出る家族5人分の洗濯の山、食材の調達や食事の支度と片付けなど、やるべきことが沢山あります。だから、自信を喪失して、落ち込んで悩んでいる暇なんてありません。

仕事がなくなった分、時間に追われることなく取り組む家事はなんて楽なんだろう!!そう感じながら淡々と毎日家事に取り組んでいます。

20年以上、家事と仕事を両立する生活を続けてきた自分を心からほめてあげたい!と心から思っています。それぐらい家事だけでもけっこうな重労働なんです。

放置してきた片付けに向き合う

日がたつにつれ、忙しさを言い訳に、おざなりにしていた家事の存在に気づき始めました。それは、掃除や片付けです。わずかなパート労働の給料と引き換えに沢山のやるべき家事を見て見ぬふりをして、毎日仕事が忙しいことを言い訳に、最低限の家事しかしてきていませんでした。

埃のかぶった本や雑誌の山、とうに着られなくなった洋服たち、何年も前に買い物したときの色あせたレシートの束やとっくの昔にお役御免になった子供たちの参考書や教科書など、数え上げたらきりがないくらいのものが、乱雑に家中のいたるところに積みあげられているのに見て見ぬふりをして生活してきたのです。

本格的に在宅ワークに取り組むことは決めているけど、そうだ、まずは放置し続けていた家の中を片付けようと決めました。

そうはいっても、20年以上放置され、蓄積してきたものたちの山です。半端な量ではありません。まずは手当たり次第、迷わず捨てられるものを家中からかき集めて処分していきました。ずっと処分されずに庭で雨ざらしになっていた解体した長男のベッドや学習机、LEDへの買い替えで外した照明器具などの粗大ごみも業者に来てもらい処分しました。

私はもともと捨てることが苦手な人間ですが、今まで捨てられずにいた不要なものを次から次へと手放すことができました。気分も不思議とどんどん晴れていきます。

手放すことで気づいたこと

埃じゃ死なない!そう言い聞かせながら、20年間ずっと働き続けてきました。仕事をしながらでは、とても、家の中を整える体力や時間はありませんでした。

荒れ放題の家の中を片付けて、掃除を進めていくにつれて、自分が長い間、思うように家の中を整えられなかった罪悪感を抱え続けていたことに気づくことができました。

きっかけは辛いものだったとはいえ、パートをやめて良かった!と心から思っています。人は何かを得るためには何かを手放さなければなりません。

今回退職した会社にパート職員として就職したときに、私はこの仕事を生涯最後の仕事にするんだ!と意気込んでいました。憧れの職場だったのです。私は今までどんな仕事でも手を抜いたことがありません。3年弱勤めた会社でも、常に自分が出来ることは何か考え、全力を尽くして働いてきました。

残念ながら、そんな私に上司が下した評価は5段階評価の1でした。憧れの職場で働く機会を自ら手放すことになった失望感は本当に大きかったです。

それでも、退職から4か月経った現在、手放したもの以上の幸福感を感じられている自分がいます。ゆったりとした時間が私のことを癒してくれています。

  • 時間に追われず過ごせる喜び
  • いままで出来なかったことが出来る時間の余裕が持てた喜び
  • 家庭でいままでこなせなかった役割を丁寧に果たすことが出来る喜び
  • 自分を大切にできるよろこび

お金より大切なこと

生きることにおいてお金はとても大切です。それでも、自分の人生の大切な時間を切り売りし、尊重されない環境で働き続けて自信を失い、わずかな薄給を受け取ることが無意味であると実感しています。

時間はお金以上に大切!というのが、私の大きな気づきです。もう自分を安売りしないことに決めました。

人生は一度きり。
限りある自分の人生の大切な時間を有意義なことで満たしていこうと思っています。